49 新婚生活 2

そして、6時過ぎの電車を見送り、帰宅されるのが10時過ぎるというのです。
私は 新しい土地に嫁いで来て 話す人もいません。
もちろん、友人と電話で話したりしますが、それでも 淋しいものです。

市場が スーパーに変わってしまう時代でした。スーと買い物して パーと消えていくお客様で スーパーというのかなぁ~~~

主人が 帰宅されて 話かけようとすると 「ちょっと待って!後にして 」と言われたことも覚えています。
仕事を終えて、帰宅して ホッとしたい矢先に鉄砲のように話されると疲れが取れないのでしょうね・・・
それで、ご主人様が 一服されてから 話すようになりました。

そんな私を気づかってか、昼間に 実家に帰えればいいよ!と 言ってくれました。
それで、週に2度 3度 実家に帰っていました。

ある時、私は 四條畷に嫁いだのだから 四條畷の人間にならなくてわ!って悟った時期がありました。いつまでも 実家に帰るという 気持ちを切り替えました。

その頃 実家の傍で 習い事を続けさせてもらっていましたが、習っていた茶道は 主人の実家の傍で習いことにし、週に1度の茶道の稽古の後は、
 主人の実家に寄り、主人の両親の夕飯を作って、一緒に お夕飯食べて お父さんとビール飲んで、一緒にテレビ見て帰宅していました。
華道は 市民会館で習うことにして 地元に友達を作るように努力しました。

そんなことも 懐かしい想い出です。
そうして、3人の子供達を育てて今では 私の住む町に たくさんの知り合いがいっぱい出来ました。