卵の新常識
卵の新常識
卵は元氣の源です。タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルと豊富に含まれるところから、『完全栄養食品』と呼ばれます。脳・神経・細胞などの働きが活発になります。卵黄には、コリンやリン脂質と脳の健康増進に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
コレステロールの新しい考え方
コレステロールは、脂質の1種で細胞やホルモン・胆汁を造るのに欠かせないものです。脳・神経系・筋肉などに多く蓄えられています。
コレステロールが減少すると免疫力も低下
コレステロールが不足すると タンパク質やビタミン、鉄分も減少し、強靭な細胞膜がつくれません。菌やウィルスの細胞への侵入や攻撃から体を守れず、防御機能も衰えて免疫力が低下し病気を引き起こしやすくなります。
◎胆汁酸の不足で脂質が消化・吸収されにくくなる。
◎血管の細胞膜も弱くなるので、血管がもろくなり、脳出血を起こしやすくなる。
◎副腎皮質ホルモンを減少させて、疲労、感染症、食欲減退をまねく。
◎男性ホルモン、女性ホルモンの低下を招く。
◎脳の神経伝達の働きが悪くなる。
恒常性(ホメオスタシス)
コレステロールは食物から摂取する以外に、体内でもつくられます。
1日の必要量の約70%~80%は肝臓で、残りの20%~30%は、食事から摂取します。食事中のコレステロールが多いと肝臓でつくる分は減少され、常に一定量に調整されています。塩分濃度と共に、体は、しっかりと自動制御するシステムを備えています。